# VMwareの仮想マシン内にインストール vSphereを使っている場合IncusOSはVMwareの仮想マシン内に簡単にインストールできます。 ```{note} IncusOSは仮想TPMデバイスの使用が必要です。このためvSphereの利用が必要でスタンドアロンのESXiでは要件を満たせません。 ``` ## キープロバイダーを設定 VMwareで仮想TPMデバイスを使えるようにするには、vSphereに適切なキープロバイダーを作る必要があります。 ![キープロバイダーのリスト](../../images/vsphere-tpm-list.png) キープロバイダーがない場合は、新たにネイティブのキープロバイダーを作成します。 ![キープロバイダーの作成](../../images/vsphere-tpm-create.png) 次にそれをバックアップして初期化を完了します。 ![キープロバイダーのバックアップ](../../images/vsphere-tpm-backup.png) キープロバイダーを作成したことで仮想マシンにTPMデバイスをアタッチできるようになります。 ![キープロバイダーが準備完了](../../images/vsphere-tpm-ready.png) ## ネットワークの設定 IncusOSはネストしたコンテナーと仮想マシンを動かす必要があるため、仮想マシンが内側のブリッジを使えるようにするためにVMwareのネットワークセキュリティーポリシーをかなり緩める必要があります。 ![ネットワーク設定](../../images/vsphere-network.png) ## インストールメディアの取得とインポート [IncusOSイメージの取得](../download.md)の手順に従ってください。このドキュメントではISOイメージを使うことを前提とします。 ダウンロードが完了したら、VMwareのデータストアーにISOイメージをアップロードします。 ![VMwareのデータストアーにISOをアップロード](../../images/vsphere-upload-vm.png) ## 仮想マシンを作成する 名前と場所を選びます。 ![VMの名前と場所を設定](../../images/vsphere-create-vm1.png) 仮想マシンを稼働させるサーバーを選択します。 ![サーバーを設定](../../images/vsphere-create-vm2.png) ルートディスクのデータストアーを選択します。 ![データストアーを選択](../../images/vsphere-create-vm3.png) 互換性レベルを選択します(デフォルトでOK)。 ![互換性レベルを選択](../../images/vsphere-create-vm4.png) `Linux`を選択しオペレーティングシステムは`Other 6.x or later Linux (64-bit)`にします。 ![オペレーティングシステムを選択](../../images/vsphere-create-vm5.png) 仮想マシンのハードウェアーをカスタマイズします。推奨する変更は以下のとおりです: - 少なくとも4つのCPUと4GiBのRAM - NVMeコントローラーを追加 - ルートディスクのサイズを50GiBに設定してNVMeコントローラーにアタッチ - SCSIコントローラーをデタッチ(使われないため) - TPMモジュールをアタッチ - アップロード済みのISOイメージをCDROMデバイスにアタッチし、起動時に接続されるように設定 ![仮想マシンをカスタマイズ](../../images/vsphere-create-vm6.png) オプションタブの`Boot Options`で`Secure Boot`を忘れずに有効にしてください。 ![セキュアブートを有効化](../../images/vsphere-create-vm7.png) `Advanced Parameters` のタブで、以下のエントリーを追加します: - `uefi.secureBoot.kekDefault.file0`を`secureboot-KEK-R1.der`に設定 - `uefi.secureBoot.dbDefault.file0`を`secureboot-2025-R1.der`に設定 - `uefi.secureBoot.dbDefault.file1`を`secureboot-2026-R1.der`に設定 そして仮想マシンの作成を完了します。 ```{note} この時点では仮想マシンを起動しないでください。セキュアブートの設定が異常になってしまいます。 ``` ## セキュアブートの鍵をアップロード データベースビューを開いて仮想マシンのフォルダーを開きます。 [`https://images.linuxcontainers.org/os/keys/`](https://images.linuxcontainers.org/os/keys/)を開いて以下の鍵をダウンロードします: - `secureboot-KEK-R1.der` - `secureboot-2025-R1.der` - `secureboot-2026-R1.der` ダウンロード出来たら、これらのファイルを仮想マシンのフォルダーにアップロードします。 ![セキュアブートの鍵をアップロード](../../images/vsphere-upload-keys.png) ## IncusOSのインストール 仮想マシンを起動すると、IncusOSがインストールを開始します。 ```{note} VMwareは起動時にカーネルイメージのハッシュ値を算出するのに非常に長い時間がかかります。 このため約3分間は真っ黒な画面になりますが、その後ブートローダーのメッセージが表示されます。 ``` ![インストール](../../images/vsphere-install.png) インストールが完了したら、仮想マシンを停止し設定を編集してCDROMデバイスを切断します。 ![ISOをデタッチ](../../images/vsphere-detach-iso.png) ## IncusOSを使い始めます 仮想マシンを起動すると、IncusOSが初回ブート時の設定を実行します。完了したら、[システムにアクセス](../access.md)の手順に従ってください。 ![インストールされたシステム](../../images/vsphere-installed.png)